自宅で、無線LAN・Wi-Fiを始める場合、無線LANルーターという機器が必要となります。、
無線LANルーターが親機となり、パソコン・ゲーム機・スマホ等が子機となります。



機器の選び方

まず、最初の問題は、売り場に並ぶたくさんの製品から、どれを選ぶかですが、
最近の機器は、基本的に11b・g規格を採用していますし、電波干渉に強い11aや最新最速な11nは、11b・gに加える形で対応となっていますので、どれを買っても、規格違いでつながらないということはありません。


BUFFALO
WHR-G301N


超低価格ながら,基本はすべて押さえた、新定番機と言えるような機種です。
※私は、近くのショップで2980円で購入し安く買えたと喜んでいたのですが、Amazonでは、税込・送料無料で2606円と、とんでもないことになっています。

通信規格は、現在の標準規格であり、Wi-Fi通信としても使用される11b・gに対応してます。
また、最新の規格で最大300Mpbs(理論値)の11nにも対応。

接続する回線の状況によって、ルーターモード・ブリッジモードの切り替えが可能。自動判別モードもあります。
※本機がネット接続の振り分けを行う場合はルーターモード
 モデムにルーター機能がある場合などは、
 有線を無線に橋渡しするだけのブリッジモードを使用します。

NintendoDS・3DS・Wii、SonyPSP・PS3などにも採用されている、セキュリティー設定「AOSS」対応で、ボタンひとつで面倒な設定が完了します。

このルーターの設置場所の都合で、電波が届きにくい場所ができてしまう場合は、同機をもう1台用意して「中継機」として使用できます。
その際の設定もワンタッチです。



BUFFALO
WZR-HP-AG300H

上記WHR−G301Nに、
家中良くつながるハイパワーと、電波干渉に強い、11a規格を加えた、上位機種。

さらに、USB端子を装備していますので、HDDやUSBメモリを接続し、ネットワークドライブ(家庭内のLANにつながる全てのパソコンからアクセス可能)として使うことができます。

Amazonでも6675円と、G301Nより高額ですが、メーカー希望が1万円台ですし、数年前なら、一番安い機種でも6000円程度でしたので、広い家、電波の届きにくい構造の家でご使用の場合は、こちらをお薦めします。



NEC
AtermWR8160N-ST


11b・g、11nに対応したNECのスタンダードモデル。

Nintendo DS・3DS、SonyPSP・PS3などでも採用されている「らくらく無線スタート」に対応。ワンタッチ&数分で無線設定が完了します。

ホームIPロケーション機能搭載で、外出先から、インターネット経由で本機にアクセスが可能。本機につながったパソコンなどからファイルを取り出し、編集後また戻すなどが可能です。
※ホームIPロケーション機能は、固定IPアドレスやダイナミックDNS等のサービスを利用する必要はありません。




NEC Aterm
WR8170N-HP


WR8160の上位機種。
電波強度を高めたハイパワー使用で、電波到達が向上。
USB端子を装備しているため、HDD等をネットワークディスクとして利用可能。
また、ホームIPロケーション機能と、連携すれば、USB端子にUSBカメラを接続してオンラインカメラとして、外出先から、PC・スマホ等で、留守中のペット監視、簡易防犯カメラとして使うことも可能です。






PLANEX
FFP-PKR02


PLANEXは、一般的には、あまりメジャーなメーカーではありませんが、かゆい所に手が届くというか、「これこれ♪こういうのがほしかった」という製品が結構あるメーカーです。

11b・g、11n対応と、ごく一般的なルーターですが
、一般的に装備されているルーターモード・ブリッジモードに加え、「コンバーターモード」が搭載されています。
コンバーターモードは、無線LANの電波を受信し、有線に戻す役目をしますので有線LAN用の機器を無線LANでつなぐ場合に大変重宝します。

また、Wi-Fi簡単設定「WPS」に対応で、WPS対応機器とワンタッチで接続可能です。




PLANEX
FFP-PKR03


基本的なスペックは、上のPKR02と同じですが、本体の小ささが一番の特徴。ハガキ半分程度の大きさです。

コンパクトで邪魔にならないので、 コンバーターとして使用するなら、PKR02よりこちらの方がお薦めです。



ルーター設置方法
ルーターを購入したら、接続ですね。
詳しい手順は、説明書に記載してありますのでよく読んで頂ければいいのですが、とりあえず、パソコンにつながっているLANケーブルを、ルーターに繋ぐだけなので、簡単です。


現在有線でつながっているパソコンを無線化する場合

 


現在有線でつながっているパソコンは有線のまま使い、2台目のパソコンやゲーム機等を無線LAN(Wi-Fi)で、ネットに繋ぎたい場合

一般的には、上記の用に繋げば、有線でつながっているパソコンは、そのままインターネットにつながりますが、NTTフレッツなど、ネット接続する際に「接続ツール」というようなソフトを起動(知らないうちに自動起動になっている場合もあります)している場合は、接続設定をルーターにセットする必要があります。回線契約時にプロバイダから送られてきた接続のためのID・パスワードを準備の上、説明書に従って下さい。




無線LAN(Wi-Fi)の設定
無線LANルーターが設置出来たら、次は無線接続の設定ですが、これは、付属の説明書を見て頂くのが一番早道です。
設定用の専用ソフトが付属のCDに収録されている場合もあります。

なお、セキュリティー設定は、必ず行うようお薦めします。
無線LANは電波ですので、家の外にもダダ漏れで出ています。
設定をしなければ、簡単につながって便利ですが、簡単につながるということは、あなたの無線LANルーターに、赤の他人が勝手に無線接続して、あなたの契約したネット回線を勝手に使えてしまうということです。単にネットにつなぐだけなら、別項でご紹介した「FON」と同じですが、ネット犯罪に利用されたり、ルーターにつながっているあなたのパソコンに不正アクセスをしてしまう可能性もあります。
AOSSなどワンタッチ設定があるなら必ず設定をし、ワンタッチがなくても、がんばって設定をしましょう。



子機について
無線LAN(Wi-Fi)を利用するには、当然ながらパソコン等が「無線LAN(Wi-F)i対応」となっていなければいけませんが、この「対応」とは、無線LAN(Wi-Fi)の子機(受信機)が内蔵されているということです。
つまり、「対応」となっていない場合は、子機を取り付ける必要があります。

USB無線LANアダプター

BUFFALO
WLI-UC-GNM

PLANEX
GW-USValue-EZ

PLANEX
GW-USHYPER300

PLANEX
GW-USFANG300

PLANEX
GW-USSuper300
以上の様に様々なものがありますが、通信規格(11b・g、11nなど)さえ対応していれば、メーカー関係なく、使用できますので、邪魔にならない小型なら、左2種、電波が今一つ弱く受信状況を改善したいなら、右の3種を選択するとよいでしょう。

有線用の機器を無線LANに繋ぐ
最近は、インターネット対応となっているテレビが多く出ていますが、無線LANには対応していない場合も多く、有線で繋ぐには、ルーターとは、別の階にあるから繋げない、というようなことがあります。テレビに限らず、このような有線LANしか対応していない機器を無線LANに繋ぐには、イーサネットコンバーターという機器が必要となります。
現在、コンバーターは、需要があまりないのか単体での販売機種がほとんどありません。その為、以下のようなコンバーターモードを持ったルーターの方が入手が容易です。

PLANEX
FFP-PKR02
PLANEXは、一般的には、あまりメジャーなメーカーではありませんが、かゆい所に手が届くというか、「これこれ♪こういうのがほしかった」という製品が結構あるメーカーです。

11b・g、11n対応と、ごく一般的なルーターですが
、一般的に装備されているルーターモード・ブリッジモードに加え、「コンバーターモード」が搭載されています。
コンバーターモードは、無線LANの電波を受信し、有線に戻す役目をしますので有線LAN用の機器を無線LANでつなぐ場合に大変重宝します。

また、Wi-Fi簡単設定「WPS」に対応で、WPS対応機器とワンタッチで接続可能です。

PLANEX
FFP-PKR03
基本的なスペックは、上のPKR02と同じですが、本体の小ささが一番の特徴。ハガキ半分程度の大きさです。

コンパクトで邪魔にならないので、 コンバーターとして使用するなら、PKR02よりこちらの方がお薦めです。
これら、コンバーターは、使用する際に、一旦パソコンとつないで、子機設定をする必要があります。詳細は各取扱説明書をご参照ください。

無線LAN導入の他の方法
上では、無線LANの一般的な導入方法についてを記しましたが、もっと手軽な方法もあります。

すでに、インターネットにつながっているパソコンがあることが前提条件ですが、 USBアクセスポイントという機器をパソコンに取り付け、パソコンに無線LANルーターの役目をさせる方法です。
無線LAN使用時にはパソコンを起動しておかなければいけませんが、1000円以下で無線LAN環境が導入できます。

USB接続タイプ

BUFFALO
WLI-UC-GNM2

PLANEX
GW-USValue-EZ

PLANEX
GW-USHYPER300

PLANEX
GW-USFANG300

PLANEX
GW-USSuper300
「あれ?」とお気づきでしょうか。上の方で、USB無線LANアダプターと紹介した物と同じです。
実は、上記商品は、子機としてだけでなく、パソコンに繋ぎ、親機の送信機として利用できるんです。これをパソコンに差し、付属するソフトをパソコンにインストールして起動すれば、無線LANルーターとして、他のパソコンやゲーム機、スマホ等をインターネットに繋ぐことができます。
また、「アクセスポイント・クライアント同時利用対応」というものの場合、無線LANの子機になり同時に親機として、さらに近くの機器にネット接続を中継するということが可能です。



アクセスポイント・クライアント同時利用

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